2022年を振り返る



 2022年は大きな事件が次々に起こった。振り返ってみたい。

■北朝鮮ミサイル発射
 1月中旬から、北朝鮮は早くもミサイル発射実験を始めた。2022年は、60発以上の発射実験を行ったという。11月には、金正恩(キム・ジョンウン)が幼い娘と手をつなぎ、仲良く大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を視察する姿が公開された。娘の名前は「ジュエ」で12才前後だという。巨大な殺人兵器のミサイルをバッックに、金親子が談笑する姿は不気味だ。遊園地にでも行っているつもりか。人民は飢えで苦しんでいるというが、独裁者には届かない。

■ウクライナ侵攻
 2月にはロシアのウクライナ侵攻があった。「ロシアが悪い」との報道ばかり。歴史を辿ると、アメリカがソ連崩壊後の混乱に乗じて、ウクライナの解体・乗っ取りを画策してきたのがうかがえる。バックには、ユダヤの大富豪ジョージ・ソロスがいる。
 今回、バイデン大統領は「アメリカ軍を派遣しない」と早々と発言した。これではロシアに「どうぞ侵攻してください」と許可を与えたようなもの。その後、アメリカは武器を提供し続けている。これは、日本軍の真珠湾攻撃と同じで、ロシアはアメリカの計略にまんまと乗せられてしまった。最終的には、ロシアの資源がアメリカの狙いなのだろう。

 ウクライナ侵攻を台湾有事に適用すれば、チャイナが台湾に侵攻しても、アメリカは「世界大戦に繋がるおそれがある」として黙認するということ。その時、日本はどう対応するのか。世界で一番の親日国を裏切ることになる。それでいいのか。

■北欧のスウェーデン、フィンランド、NATOに加盟
 5月、ウクライナ侵攻を受け、北欧のスウェーデン、フィンランドは北大西洋条約機構(NATO)に加盟を申請し、7月に加盟が承認された。これまでの軍事的中立の立場を転換した。

■NHK党の立花孝志党首発言
 6月、テレビ朝日の報道ステーションでNHK党の立花孝志党首が、「テレビは国民を洗脳する装置です。テレビは国民が知るべき真実を隠しています」と発言し、その後の発言が強制的に打ち切られたため退場した。テレビ局が情報を意のままに操っている実態が暴露された。地上派のテレビ局は、既得権益で放送権料が極端に安いという。

■安倍元首相暗殺
 7月、安倍元首相暗殺事件が起こった。容疑者の母が旧統一教会の信者で、巨額の献金を繰り返し、家族がメチャクチャにされたとの強い恨みがあった。事件後、メディアによる旧統一教会への大バッシングが起こった。旧統一教会は、歴史的に保守系政治家と深い繋がりがあった。警察関係者には、オウム真理教の次は旧統一教会の解散だとの認識があったようだが、うやむやになった。

 先祖のたたりを恐れる日本人は、霊感商法にひっかかりやすいという。また、日本人には特別に「韓国はアダム国家で日本はエバ国家」という洗脳戦略があった。朝鮮を植民地支配した日本は、先にサタンに誘惑されたエバであり、被害者であるアダムの韓国に贖罪しなければならないという理屈だ。日本人信者はこれにまんまと引っかかった。

■創価学会
 旧統一教会への批判が続く中、ネットなどでは創価学会への批判も表面化しているが、今後どうなるか。創価学会は過去にはゴタゴタがいくつもあった。旧統一教会より規模は、はるかに大きい。選挙のためとはいえ、創価学会の政治団体である公明党と自民党が連立を組んでいるのはおかしい。創価学会は他宗を誹謗し、日蓮を最高の教えとする極端に排他的で独善的な教団だ。会長の池田大作は在日韓国人との噂があり、彼が大量の在日朝鮮人を入信させたという。

■沖縄知事選2022
 9月に沖縄県知事選があり、玉城デニー氏が再選された。下地氏が立候補し、保守が分裂したのが大きい。結果は最初から分かっていた。下地氏にチャイナから何らかの接触があったのだろうか。選挙期間中、玉城デニー氏の沖縄独立宣言が波紋を呼んだ。ある大阪の議員は、「沖縄を中国の属国にしたいデニー候補。ウイグル・モンゴル・チベットのように、日本民族も強制収容所に入れられ、民族浄化(虐殺)されます」と投稿した。

 普天間基地がある宜野湾市長選は、保守系現職の松川正則氏が再選され、那覇市長選も自公推薦の知念覚氏が初当選した。城間幹子現那覇市長が支持を表明したのが大きかった。

■歌手・長渕剛のメッセージ
 10月、歌手の長渕剛氏(65才)が、北海道ツアーで「お願いだから、この自然に満ち満ちたこの土地を、外国人に売らないでほしい」と観客にメッセージを送った。既に北海道の広大な土地がチャイナに買われている。日本はチャイナの土地を買えないのだから、拒否すべきとの意見もある。

■首里城正殿再建の起工式
 11月、首里城正殿再建の起工式が行われた。今年度中には着手し、総工費およそ120億円をかけて令和8年秋ごろの完成を目指す。どう考えても、龍柱は正面向きにすべきだと思うのだが。

■米中間選挙
 11月には、日本でも大注目の米中間選挙があった。下院(435議席、任期2年)は共和党が制した。上院(100議席、任期6年)は、僅差で民主党が制した(民主党50議席、共和党49議席)。今回も不正選挙はなかったのか。選挙が公正に行われないと、民主国家の名が泣く。

■虎ノ門ニュースが終了
 ネットで配信していたDHCテレビの「虎ノ門ニュース」が11月18日で終了した。2015年から放送され、7年8カ月続いた。テレビや朝日新聞とは逆の視点でニュースを解説し、視聴者も多かった。DHCは化粧品会社で、オリックスに買収された関係で当番組も終了となった。

■コリアン系には要注意
 2022年の事件を私なりに総括するとどうなるか。北朝鮮ミサイル、安倍氏暗殺、旧統一教会、創価学会……。これらすべてに朝鮮がからんでいる。コリアン系には要注意だ。
 戦後「日本が悪かった」とする自虐史観を植え付けられ、新聞・テレビもそのスタンスだ。しかし日本は、朝鮮に対し欧米流の過酷な植民地支配を強要したのではない。朝鮮独立のために、インフラを整備し近代化を助けた。朝鮮人は戦前、戦中と日本に渡航してきたが、戦後は、李承晩による済州島での虐殺や朝鮮戦争から逃れるため、20万人以上の朝鮮人が日本に密航してきた。法務省の統計によれば、現在、在日韓国・朝鮮人は約43万人いるという。

 近年では、韓国の優秀な学生は、韓国国内で希望する就職先がなく、日本での就職を目指すという。弁護士、大学教授、マスコミ関係などだ。以前から、パチンコ、サラ金、芸能関係にコリアン系が多いとは聞いていたが、現在では、政治、マスコミ、宗教団体にガッチリ入り込んでいる。自民党と朝日新聞を懐柔すれば、日本を自由に操っていける。コリアン系が日本を危機に陥れているともいえる。このことを日本人は再認識すべきだ。

■サッカーワールドカップ
 年末のサッカーワールドカップでは、日本がドイツとスペインを打ち破り、世界に衝撃を与えた。政治の世界でも、日本はアメリカ、チャイナ、ロシアなどに対し、主張すべきところは主張すべきなのではないか。世界はきっとそれを期待している。



(2022-12)

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