ソ連邦69年の歴史に幕



 ソ連の11共和国は21日、カザフ共和国の首都アルマアタで開いた首脳会議で、ソ連の消滅と、スラブ系3共和国が締結した「独立国家共同体」創設のブレスト協定に、カザフなど他の8共和国も「平等な共同創設国」として加わることで合意、同日午後、この内容を盛り込んだブレスト協定の付属議定書など6文書に調印した。

 これにより、1922年に成立した社会主義国家ソ連の消滅と、グルジアを除く11共和国による緩やかな国家連合である共同体への移行が最終的に決定し、69年間のソ連の歴史にピリオドを打った。

(琉球新報 1991-12-22)



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