和平派バラク氏当選



 ネタニヤフ首相(49)とバラク労働党党首(57)の一騎打ちとなった首相選は、18日早朝の中央選管の発表(開票率99%)によると、和平推進派のバラク党首が得票率56.4%で、対パレスチナ強硬派のネタニヤフ首相の同43.6%を大きく引き離し、地滑り的な勝利を収めた。

 バラク党首は18日未明、勝利宣言し「(軍撤退など)断固とした決定をしなければならない」と中東和平推進に意欲を表明。バラク氏勝利により、ネタニヤフ政権下の3年間停滞していたパレスチナ和平交渉の再始動に向け大きな弾みがつくのは確実だ。

(琉球新報 1999-5-18)



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