東京モーターショー 2007



 東京モーターショーにマツダが新世代ロータリーエンジンを出品した。開発には巨額の資金がいるので、そのへんが心配だったが、マツダはREファンの前に「やる気」を見せてくれた。

 いままでのREを見直し、すべて新設計だ。前後寸法が短くなり、外形が大きくなっている。レシプロでいえば、ロングストロークに相当し、トルクも改善されているという。このエンジンが搭載されるのが、「TAIKI」というコンセプトカーだ。前衛的なフォルムでカッコいい。次期RX-7は、このフォルムが基本になるはずだ。登場が待ち遠しい!

 また、日産GT−Rが発表され、大きな話題を呼んだ。3800cc V型6気筒 ツインターボエンジン搭載。最高出力は480ps/6400rpm。ドライブトレインは、独自の「独立型トランスアクスル4WD」を採用。トランスアクスルの後輪駆動車は数多く存在するが、クラッチとトランスファーをリアに配したものは世界で初めてという。
 これで世界に通用する日本のスポーツカーが、やっと発売されたことになる。

(2007-12)



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