血液型のはなし


 私は職務柄、講演を依頼されることがよくある。テーマは「奄美の将来」「生涯学習とまちづくり」「子育て」「青少年へのメッセージ」などである。
 私は講演の際、いつも「血液型」の話からはじまり、聞き手の反応を楽しんでいる。
 先日(2月3日)は沖縄・鹿児島経済シンポジウムが奄美であり講演させていただいたが、時間の都合で語れなかったので、この欄で紹介したい。

 A型は日本型でコツコツ型だが自己変革が苦手、ストレスがたまりやすい。
 B型はインド・ユダヤ・ロシア・中国型でアイデアはピカイチだがチャランボラン、適当、いいかげん。
 ○型はアメリカ型でリーダーシップありだが、自己主張の押しつけ型。
 AB型はシャープで二面性、切られたようなふりして切り返す、複雑判断型でウラもあり、表情だけではわからない。

 次に、夫婦や恋人など、男女の力関係はどちらが強いか?
 AB対OはABが強い。
 A対OはOが強い。
 A対BはBが強い。
 AB対AはABが強い。
 AB対BはBが強い。
 ただし、同じ血液型同士はどちらとも言えない。

 以上は、奄美の誘致企業社長との懇談の席でお聞きしたネタだが、大変おもしろかったので、私の講演の際に、「閑話休題・息抜き」の場として引用させてもらっている。
 講演では、男性中心だと冷静な受け止めで反応は鈍いが、PTAの家庭教育学級や女性主体の会合では綾小路きみまろの漫談のように、大ウケである。
 ちなみに私夫婦は私がAB、妻がO型だが、どうみても私が強いとは思いにくい。

 最近お会いした沖縄の方は、A型だけどB型分析の方が当たっているのではないか? 配偶者、恋人ともいないので相性の強弱はわからない、とのことだった。それではむかしの恋人は? と聞けばよかった。さて、あなたは当たっていますか?

花井恒三(奄美群島広域事務組合事務局長)

(琉球新報 2006-2-8)


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